出産を終えて一段落してゆっくりできるのも束の間、育児に追われてなかなか食事に手をかけられなくなってしまう人が大半です。当院でも忙しさのあまり食生活が崩れてしまい体重・体型がなかなか戻りにくくて辛いといったお客様もたくさんいらっしゃいます。
ここでは産後の食事はどのようなことを気をつけたらいいのか?痩せるために手軽に始められる食事のポイントなどを解説します!
妊娠中は通常どおり身体の筋肉を使うことが難しくなります。特に太ももの内側や骨盤底筋などの筋力は著しく筋力低下を起こしてしまっています。筋力が落ちてしまうことにより代謝が低下し痩せにくくなってしまいます。
産後というのは育児に追われて自分自身の食事に気を使うことがかなり難しくなってしまいます。食生活が崩れることにより糖質過多やタンパク質不足といった食事になることで痩せにくくなってしまいます。
授乳をしている間はかなりのエネルギーを赤ちゃんにあげている状態です。授乳が終わり消費エネルギーが減り、食生活は変わらない状態だと摂取エネルギーが多い状態になってしまいます。卒乳とともに体重が減らなくなった、増えてしまったという方も多くいらっしゃいます。
産後の授乳期はママの健康と赤ちゃんの発達のために普段よりも必要な栄養素が増えます。痩せたい気持ちが強くなりすぎて栄養不足にならないように気をつけましょう。
不安がある場合は、病院や保健センターの管理栄養士さんに相談しましょう。
エネルギー (kcal) | タンパク質 (g) | 鉄 (mg) | ビタミン A (μgRAE) | 葉酸 (μg) | |
非妊娠時 | 1950(18~29 歳)
2000(30~49 歳) |
50 | 6.0(18~29 歳)
6.5(30~49 歳) |
600(18~29 歳)
700(30~49 歳) |
240 |
授乳期 | 2300(18~29 歳)
2350(30~49 歳) |
70 | 8.5(18~29 歳)
9.0(30~49 歳) |
1050(18~29 歳)
1150(30~49 歳) |
340 |
※ 鉄分は月経なしの場合
※ 数値は推奨量および目標量
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」より
インスタント食品や加工食品は塩分や脂質が多くなりがちです。外食の頻度に気をつけたり、インスタント食品、加工食品の栄養表示を確認したりなどして気をつけましょう。
コーヒーなどカフェインを含むものは 1 日 1, 2 杯ぐらいであれば問題ないと言われていますが飲み過ぎには注意しましょう。
母乳中のカフェイン濃度のピークは 15~30 分と言われているため、コーヒーなどを飲むタイミングも授乳後にするのがいいでしょう。
またカフェインは鉄分の吸収を阻害するので鉄分を含む食事と同時に摂取しないように気をつける必要があります。
気になる場合はルイボスティーやたんぽぽコーヒーなどのノンカフェインの飲み物を飲むようにしましょう。
産後は育児に追われて自分の食事にまで気を使っていられないといった方が大半です。そんなときに増えてしまうのが、袋から出してそのまま食べられるようなパンや、電子レンジでチンして食べられる食事です。
そういった食事は炭水化物や脂質が多い食事になってしまいます。
パン・インスタント食品が増えてしまうことにより、お肉や魚などタンパク質を摂ることが減ってしまいます。タンパク質の摂取量が減ってしまうことにより筋力が戻りにくくなり、代謝が低下してしまうといったことが起こります。
育児というのは思ったとおりに進まないものです。ストレスが溜まってしまい思わず食べてしまったり、きちんとお昼ごはんが食べられなかった分お菓子で代用してしまったりと、食生活が崩れる原因になってしまいます。
よく産後のママさんを施術していて、「お昼ごはんは 5 分で済ませています」といったお話をよく聞きます。
これに関してはどうしても時間を確保してくださいというのは難しいのですが、早食いにより血糖値が不安定になり食欲が増してしまう、身体に脂肪を溜め込む働きが強くなるといったことがあります。
気づいたら 1 日が終わっていたということもよくある育児生活です。全然水を飲めていないという方も多いです。水分の摂取量が減ってしまうと身体の排泄の動きが弱まってしまったり、代謝が低下してしまったりと、痩せにくくなる要因です。
産後の忙しい時でも取り入れやすい、栄養豊富な食材を紹介します。
注意点として食生活が偏りすぎないようにだけ気をつけてください。
今回は産後の食事で気をつけるポイントをご紹介しました。産後の多忙な時期に食事に時間も手間もかけるというのはかなり難しいです。
この記事でご紹介したちょっとした意識とコツで痩せやすい食生活を送れるように意識してみましょう!
いきいき鍼灸整骨院には日本痩身医学協会会員、日本ダイエット健康協会プロフェッショナルアドバイザーが在籍しています。
ダイエットとは元々「減量」や「痩身」という意味で使われていたわけではなく、「食事療法」という意味であったと言われています。
当院は「健康的に痩せる」をテーマに指導や施術をしています。
ダイエットや食事についてお悩みの方はぜひいきいき鍼灸整骨院にご相談ください!
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